« 2025年7月 | トップページ | 2026年1月 »

2025年12月

「何もない」日常が、物語に変わる

12月26日(金)

午後4時半/会議 参加

      現庁舎の閉庁式が行われました。

 

       ♪           ♪           ♪



「朝倉には、何もないから」

そんな寂しい言葉を耳にすることがあります。

 

確かに、都会のようなきらびやかなビルも、

最新の流行が集まるショッピングモールも

ないかもしれません。

でも、本当に「何もない」のでしょうか?

最近、それは街に魅力がないのではなく、

私たちの見方が、少し見慣れすぎている

だけではないかと思うのです。

 

つい、自分たちの街を都会と比べて、

「あれがない、これがない」と引き算で

評価してしまいがちです。

ないものを数え上げても、心は満たされません。

視点を少し変えて、あるもの探しをしてみましょう。

 

○蛇口をひねれば、驚くほど美味しい水が出る

○夕暮れ時、川面が黄金色に染まる瞬間がある

○「作りすぎたから」と野菜をくれる人がいる

 

お金を払っても手に入れられない、

私たちだけの宝物です。

当たり前すぎて見過ごしている風景の中に、

計り知れない豊かさが眠っているのです。

 

街の豊かさを決めるのは、建物の数でも、

便利さでもありません。

今ある風景をどう捉え、そこにどんな物語を

見出すかという、私たちの眼差しです。

 

街灯の少ない夜道を暗くて怖いと見るか、

満天の星空への特等席と見るか。

不便な田舎道を何もない道と見るか、

最高の散歩コースと見るか。

 

その視点の切り替え一つで、

何気ない日常の風景から、かけがえのない

物語の舞台へと朝倉は変わります。

私たちが、その隠れた魅力を拾い上げ、

新しい価値を吹き込む編集者になれるのです。

 

すべての原動力になるのは、理屈を超えた、

「やっぱり、この街が好きだ」という

静かな愛着です。

この街に眠る物語を

一緒に一つでも多く掘り起こしたい。

「何もない」という口癖が、いつしか

「語り尽くせない」という誇りに変わるまで。

 

まだ誰も気づいていない素晴らしい原石が

無数に眠っています。

それをどう磨き、どんな光を当てて、

新しい輝きを引き出すか。

その豊かな物語の続きを

私たちの手で紡いでいきましょう。

 

#朝倉市 #中島秀樹  #郷土愛

2208291_s

 

 

| |

10年後の朝倉に残すべきもの

12月26日(金)

午後4時半/会議 参加

      現庁舎の閉庁式が行われました。

 

       ♪           ♪           ♪


壊れたベンチを直したり、暗い夜道を照らしたり、

暮らしの速度に合わせて、すぐに動くという話をしました。

今の「困った」を解決するには、スピードこそが誠意です。

しかし、政治にはもう一つ、

絶対に忘れてはならない役割があります。

それは、「すぐには結果が出ないこと」に

じっくりと向き合うことです。

 

昔の人は、自分がその花を見られないかもしれないと

知りながら、桜の苗木を植えました。

それは、子供や孫の世代が、春に笑顔で花を

見上げる姿を想像していたからです。

 

まちづくりも同じです。

道路や建物は、形あるものとして、

すぐに成果を実感できます。

しかし、人づくりや教育は、成果が見えるまでに

10年、20年という長い時間がかかります。

選挙のたびにすぐに結果が出るものばかりが

優先されがちです。

でも、それでは街の本当の豊かさは育ちません。

一見遠回りに見える、

時間のかかる種まきを大切にしたいのです。

 

「子どもは、未来からの留学生である」

という言葉があります。

彼らは、私たちがまだ見ぬ未来の

朝倉を作る主役たちです。

今の私たちにできることは、彼らがのびのびと根を張り、

枝を伸ばせる「土壌」を作ることだけです。

 

○失敗を恐れずにチャレンジできる教育環境

○親が孤立せず、地域全体で子育てを楽しめる空気

○「この街に生まれてよかった」と思える原体験

 

これらは、今日種を蒔いて、明日すぐに実がなる

ものではありません。

でも、今やらなければ、10年後の朝倉は

枯れてしまいます。

 

今の不便をスピード感を持って解決すること。

未来の可能性のために、時間をかけて種を蒔くこと。

短距離と長距離の両方を走り切るのが、私の責任です。

私たち大人で、私たちが見られないかもしれない

10年後の景色のために、今、一緒に未来の種を

蒔きましょう。

 

私たちが蒔いた種は、必ず次の世代が

大きな花として咲かせてくれます。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #未来への投資 #種まき


4394197_s

 

| |

「ヒント」への答えは「スピード」、あなたの「暮らしの速度」で街を動かす

12月25日(木) 

 

       ♪           ♪           ♪

 

前回、小さな改善について書きました。

ベンチの向きやバス停の腰掛け、

「ヒント」を教えてほしいとお願いしました。

しかし、こんな諦めがあるかもしれません。

「どうせ言っても、時間がかかるんでしょ?」

「『検討します』の後、忘れ去られてしまう」

そんな不安を払拭するための、姿勢について話します。

 

組織には手続き上のルールがあり、

どうしても時間がかかることがあります。

組織として慎重に動く上での組織の歩調です。

 

しかし、皆さんの生活は待ってくれません。

壊れたベンチに困っているのは今日であり、

暗い夜道が怖いのは今夜です。

半年後に直っても、その間の不便や不安は消えません。

この組織の歩調を、皆さんの暮らしの速度に

合わせたいと思っています。

 

大切にしたいのは、

待たせないために最善を尽くす姿勢です。

声に対して、「持ち帰って検討します」と言って

何ヶ月も寝かせるようなことはしたくない。

できることはその場で判断し、迅速に動くよう心がけます。

もし、予算や法律の壁ですぐにできない場合も、

「なぜできないのか」

「いつならできるのか」

「代わりの案はあるか」

といった見通しを、ありのまま、速やかに伝えます。

待つことは、一番のストレスです。

結果がどうあれ、早くお答えすることが、

一番の思いやりと考えるからです。

 

せっかく勇気を出してあげてくれた声を、

待ち時間の中で枯れさせたくありません。

「言ったらすぐに反応があった」

「ダメだったけど、理由はすぐに分かった」

そんな手応えがあれば、もっと多くの声が集まり、

街はどんどん良くなるはずです。

 

皆さんの暮らしの速度で走る伴走者でありたい。

小さなヒントでも構いません。

投げかけてみてください。

皆さんの声を大切にし、まじめに向き合います。

キャッチボールの回数が増えるほど、

もっと心地よい街になると信じています。

 

#朝倉市 #中島秀樹  #市民との対話


26798749_s

| |

派手なイベントより、毎日の「困った」を解決したい、生活を変える「小さなヒント」

12月24日(水) 

午前11時/葬儀 参列

午後5時/通夜式 参列

午後6時/弔問

 

       ♪           ♪           ♪

 

前回、実験ができる街の話をしました。

実験というと、何か大きなイベントや新しい施設を

作ることをイメージされるかもしれません。

しかし、本当に大切にしたいのは、

もっと足元の毎日の生活の中にある小さな改善です。

 

私たちの生活には、「不便だけど、しょうがない」と

諦めていることがたくさんあります。

それらを少しの工夫で変えてみる。

私たちがまず取り組むべき最も重要な「実験」です。

 

例えば、こんなことはありませんか?

○公園のベンチ、向きを変えてみる

夏の日差しが強くて座れないベンチ。

向きを変えたり、木陰に移動させるだけで、

お年寄りの憩いの場になるかもしれません。

○公民館の自習室、夜だけ開放

テスト前に勉強場所がない学生のために、

利用の少ない夜の時間帯だけ、

公民館の一室を開放してみる。

○バス待ちの5分を、我慢から安らぎへ

重い買い物袋を提げたお年寄りが、

バスが来るまでの少しの間、

ホッと息をつける小さな腰掛けを置いてみる。

 

これらは、莫大な予算をかけなくても、

やってみる精神があればすぐに試せることです。

 

華々しいイベントを一発打ち上げるよりも、

こうした細やかな改善を100個積み重ねる方が、

住み心地は確実に良くなります。

前例がないからと断るのではなく、とりあえず1ヶ月、

ベンチを動かしてみましょうかと言える。

そんな小回りのきく街を、目指したいのです。

 

街の不便さを一番よく知っているのは、

そこで暮らす皆さんです。

「ここの段差、ベビーカーだと通りにくい」

「街灯が暗くて、夜道が怖い」

「ここにゴミ箱があればいいのに」

そんな小さな気づきを、教えてください。

それはただの不満ではなく、

この街を良くするための貴重なヒントです。

 

いきなり全てを解決することは

できないかもしれません。

でも、「まずはここから試してみよう」と

動き出すことはできます。

皆さんの声で、朝倉を住みやすい街へと

一歩ずつ育てていきましょう。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #小さなヒント


25096986_s

| |

完璧な計画より、泥臭い実験を、朝倉を「日本一、挑戦のハードルが低い街」にする提案

12月22日(月) 

午前10時/打合せ

午後2時/会議 参加

     甘木・朝倉広域市町村圏事務組合議会

     定例会に出席しました。       

 

       ♪           ♪           ♪



前回触れた「静かなる消滅」の正体。

それは、変化を恐れ沈黙を生む、

失敗してはいけないという強迫観念。

その呪縛を解き、この街が再び息を吹き返す

ための提案をします。

 

行政や地域活動では、しばしば完璧が求められます。

「前例はあるか?」「リスクはゼロか?」

そうやって石橋を叩いている間に、

目の前のチャンスは逃げ、情熱も冷めてしまう。

リスクゼロの正解を探し求めている間に、

街の活力が失われていく。

 

これが、私が最も恐れる「何もしないリスク」です。

 

朝倉市を、実験ができる街にしませんか。

最初からホームランや画期的なアイデアを

狙う必要はありません。

 

「ちょっと面白そうだから試してみよう」

という軽いフットワークで、小さなアイディアを

実行に移せる土壌を作りたいのです。

空き家での週末カフェや、公園での新しい遊び場作り。

うまくいけば続ければいいし、ダメなら修正すればいい。

寸分の狂いもない完成品を目指すのではなく、

不揃いでも、豊かな実りを生み出す生命力あふれる畑

ような街でありたいのです。

 

不可欠なのは、私たち市民の失敗を許容し、

応援する土壌です。

挑戦して失敗した人を責めるのではなく、

「いい挑戦だ!」「次はどうする?」と声をかけ合う。

そんな温かい空気があれば、若者は帰ってきます。

大人の背中を見て、子供たちは未来にワクワクします。

 

朝倉の不完全さは、私たちが変えていける余白です。

誰かがくれる正解を待つのはやめましょう。

正解は、実験を繰り返した先に見つかるものです。

「失敗してもいい。私たちが受け止める」

リーダーがそう腹を括り、市民が自由にアイデアを試す。

この街をそんなワクワクする実験室に変えていきましょう。

 

まずは小さく、実験を始めましょう。

 

#朝倉市 #中島秀樹  #挑戦

4449562_s

| |

波風を避けた先に待つのは、安定ではなく消滅である、朝倉にダイナミズムを取り戻したい

12月21日() 

午後4時半/通夜式 参列

午後5時/忘年会 参加       

 

       ♪           ♪           ♪


朝倉市は、美しく、穏やかな街です。

豊かな自然、歴史ある風景、そして温かい人々。

しかし、その穏やかさの裏側で、

私はある種の危うさを感じることがあります。

それは、街全体を覆う、波風を立てまいとする空気です。

そして、その空気こそが、

この街を静かなる消滅へと

導いているのではないでしょうか。

 

日本には「和を以て貴しとなす」という

素晴らしい言葉があります。

しかし、朝倉市の一部では、この言葉が

波風を立てないこと、沈黙を選ぶことと

同じ意味になってしまってはいないでしょうか。

会議でも、地域の集まりでも、

本音の議論が避けられる傾向があります。

「反対意見を言うと角が立つ」

「誰かが決めてくれるだろう」

「今まで通りでいいじゃないか」

そうやって、摩擦を恐れ、決定を先送りし、

当たり障りのない結論で終わらせてしまう。

一見、平和に見えます。誰も傷つかないように見えます。

しかし、本質的な解決には至っていません。

ただ、ゆっくりと、確実に、

街の活力が失われていくだけです。

 

破綻や過疎化だけが消滅ではありません。

私が恐れているのは、

挑戦する人がいなくなることによる衰退です。

議論がない場所に、新しいアイデアは生まれません。

変化を拒む場所に、若者は定着しません。

熱量のない場所に、人は集まりません。

誰とも争わない代わりに、

誰の心にも響かない街になっていく。

これが、「静かなる消滅」です。

 

朝倉市に必要なのは、

ダイナミズム(力強さ・活力)を取り戻すことです。

それは調和の中から生まれるものではありません。

異なる意見と意見がぶつかり合い、

化学反応が起きる瞬間に生まれる熱量のことです。

「私はこうしたい!」

「もっと良い方法がある!」

そんな本音の議論が交わされる時、

そこには必ず摩擦が起きます。

しかし、その摩擦熱が、

街を動かすエンジンになるのです。

 

どうか、議論を恐れないでください。

反対意見は、敵対行為ではありません。

より良い未来を作るための共同作業です。

波風を立てることを恐れて、

静かに沈む船に乗っているだけで良いのでしょうか。

たとえ嵐になろうとも、帆を上げ、舵を切り、

議論を交わしながら前に進む。

そんな生きた街を、もう一度作り上げませんか。

この街の「静かなる消滅」を食い止めるために、

率先して声を上げ、対話のきっかけを作りましょう。

どうか声を上げてください。

沈黙を破り、朝倉の鼓動を取り戻しましょう。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #静かなる消滅

912629_s 


 

| |

「生意気だ」と言われたあなたへ、朝倉の「空気」を変えるのは、いつだって「違和感」だ

12月20日() 

午前10時/式典 参加

       朝倉市新庁舎完成記念式典が

      開催されました。

 

       ♪           ♪           ♪


 

私がまだ駆け出しの議員だった頃、

ある会議で意見を言って、

部屋の空気を一瞬で凍らせたことがあります。

 

「それは、おかしいと思います」

先輩方が築いてきた慣習に対する、

精一杯の異議申し立てでした。

 

その後の飲み会で、

「お前はまだ若いから分からんのだ」「波風を立てるな」、

延々と説教されたことを覚えています。

 

当時は落ち込みました。

「自分は協調性がないのだろうか」と

悩んだ夜もありました。

でも、今なら分かります。

あの時、私が感じた「違和感」こそが、

実は一番大切な羅針盤だったのです。

 

朝倉のような歴史ある地域には、

良くも悪くも「あうんの呼吸」があります。

「言わなくても分かる」という調和は、

地域の絆でもありますが、

時に「言っても無駄だ」という諦めを生む

「壁」にもなります。

 

社会に新しい動きが生まれる時、

そこには必ず摩擦が起きます。

もしあなたが、何かを変えようと声を上げ、

その結果として「生意気だ」「騒ぐな」と

批判されたのなら、それはあなたが行動した証です。

 

萎縮する必要はありません。

波風を立てることを、恐れないでください。

無風の状態では、船は進みません。

波が立つというのは、

そこに新しいエネルギーが生まれた証拠です。

「波風」は、この街という船を

未来へ進めるための推進力なのです。

 

政治の世界では、反対意見や異論を

「ノイズ(雑音)」として処理しようとする

力学が働きがちです。

効率よく物事を決めるには、

全員が同じ方向を向いていた方が

楽だからです。

 

しかし、全員が顔色を伺って、

ただ頷くだけの「イエスマン」しかいない集団なんて、

不健全だと思いませんか?

「私はこう思う」「いや、こっちの方が面白い」

そんな「異論」や「違和感」がぶつかり合う場所にこそ、

新しい文化やビジネスは生まれます。

 

私が目指したいのは、

「尖った意見」が歓迎される朝倉です。

「おっ、また骨のあるのが出てきたな」と、

頼もしく受け止める。

そんな度量の深い大人が増えれば、

この街はもっと魅力的になるはずです。

 

だから、もしあなたが今、職場や学校、あるいは地域で

「なんか変だな」という違和感を抱えているなら。

どうか、その感覚を押し殺さないでください。

その「胸の奥のモヤモヤ」こそが、未来を変える種です。

 

かつて「生意気だ」と言われた私たちが、

今度は皆さんのその「違和感」を守る盾になります。

空気を「読む」のではなく、

一緒に新しい空気を「作って」いきましょう。

恐れずに、その「違い」を武器にしてください。

私たちは、そんなあなたの味方でありたいのです。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #中国人マンション問題

33961412_s

| |

この「痛み」を、忘れないために

12月19日(金) 

午前10時/議会 参加

       12月議会が閉会しました。

午後1時/会議 参加

     市議会全員協議会に出席しました。

午後3時/打合せ

 

       ♪           ♪           ♪


 

今夜は、深く静かに、自分の中の悔しさと

向き合っています。

(誰かに愚痴をこぼしたいわけではありません。

ただ、どうしても心が静まらない夜なのです)

 

どうしても納得がいかないことがありました。

目の前に立ちはだかる壁の厚さ、不都合な現実、

それをすぐに突破できない自分自身の力不足。

 

心が折れそうになる瞬間が、正直ありました。

「こういうネガティブなことは、書かない方がいい」

議員の常識なら、そうかもしれません。

いつも元気で、頼りがいのある姿を見せるべきです。

 

でも、きれいごとばかり並べるのは、

今の私には嘘になる気がしました。

だからあえて、この決して前向きとは言えない感情を、

ここに記録として残します。

 

ただ、これだけは誓います。

私はこの「痛み」を無駄にしません。

この痛みは、まだ自分に伸びしろがあるという証拠です。

「ここで立ち止まるわけにはいかない」

と思う気持ちがあるうちは、まだ戦えます。

 

今日のこの思いを、深く心に刻みます。

この悲しみをいつか誰かの痛みに寄り添うための

糧に変えていきます。

 

この決意を静かに胸に灯し続けます。

今はただ、深い悲しみに立ち尽くしていても、

明日は必ず、一歩前へ進みます。

 

 #福岡 #朝倉市 #中島秀樹

4352741_s

 

| |

手の中の「熱狂」と窓の外の「静寂」、マンション問題が教えてくれたこと

12月18日(木) 

午前10時/委員会 参加

       議会運営委員会に出席し、

     明日、議会最終日の追加議案などについて

     協議しました。

       ♪           ♪           ♪

 


仕事を終え、張り詰めていた糸がふっと緩んだ夜。

静まり返った部屋で、何気なくスマホを

取り出したときでした。

「朝倉が乗っ取られる!」「なぜ誰も動かないんだ!」

画面の中では、あのマンション問題をめぐって、

まるで嵐のような怒りの言葉が飛び交っていました。


しかし、ふと顔を上げて窓の外の闇を見ると、

そこにはただ、物音ひとつしない朝倉の深い静寂が

広がっているだけです。

 

手の中にある小さな画面だけが熱く燃えている。

この不思議なギャップを感じたとき、

私はあることを思いました。

これは、ただの「大きなうねり」ではなく、

私たちが新しい時代の入り口に立っている

サインなのかもしれません。

 

正直に言うと、SNSのタイムラインを見ていると、

胸がざわつき不安になります。

これは決して、誰かが悪いわけでも、

ことさら攻撃的になっているわけでもありません。

SNSという仕組みそのものが、

「穏やかな対話」よりも「激しい感情」を燃料にして

一気に広まるようにできているのです。

 

誰かの「許せない!」という強い言葉は、

理屈抜きに、強烈に人の目を引きつけます。

そうやって似た意見ばかりが響き合ううちに、

まるで世界中が敵だらけのような錯覚に陥ってしまう。

画面の向こうの相手が「倒すべき悪」に見えてくる。

 

この「熱狂」は、時に私たちの目を曇らせてしまいます。

本当はもっと複雑なはずの問題を、

「白か黒か」だけの単純な話に変えてしまう怖さが、

そこにはあるのです。

 

けれど、私はこの状況を悲観している

だけではありません。

むしろ、声を上げたこと自体には

一定の意義を感じています。

 

昔の朝倉、いわゆる「村社会」だったら

どうだったでしょう?

きっと、「波風を立てちゃいけない」

「昔からの流れだから」と、

お酒の席でこっそり愚痴をこぼすだけで

終わっていたかもしれません。

疑問や違和感は飲み込まれ、不都合な真実は、

重たい「沈黙」の扉の向こうに

閉じ込められていたはずです。

 

でも、今の若い世代は違います。

スマホというツールを使って、疑問の声を上げました。

その大きなうねりが、重たい扉を

確実に揺り動かしたのです。

皆さんの投稿の一つひとつが

私たちを「本気」にさせました。

これは間違いなく、SNSがもたらした功績です。

 

ここからは、実務家の出番です。

SNSがきっかけを作ってくれました。

でも、スマホの画面をタップするだけでは、

実際の法律や事実関係は動きません。

その熱量を、ただの「一時の盛り上がり」で

終わらせないために、ここで一度深呼吸をして、

解決へのバトンを繋いでほしいのです。

 

問題を世に知らせる役割」は、皆さんが果たしてくれた。

だから次は、「知恵を絞って解決する役割」を

私たちに任せてほしい。

画面の中の「熱」を、

現実世界を動かす「力」に変えていく。

そんな連携ができれば、

朝倉はもっと良い街になれるはずです。

 

顔を上げて、スマホを置いて、一歩ずつ、

確かな未来の話をしましょう。

 

 #朝倉市 #中島秀樹 #中国人マンション問題

 

69027

 

 

| |

夜中の工事現場で、ふと思ったこと

12月17日(水) 

午前10時/打合せ

午後4時/挨拶回り

午後6時半/会議 参加

  

       ♪           ♪           ♪


 

暗闇に点滅する、赤い誘導灯。

アスファルトを照らし出す、投光器の強い光。

 

昨夜遅くの帰り道、ある道路工事の現場の前で、

私は思わず車を停めました。

 

みんなが寝静まった街角で、黙々と作業をし、

安全を守って誘導灯を振る人たちがいました。

聞こえるのは、重機の低い音と、

静かな合図の声だけです。

 

でも、彼らが誰にも知られずに汗をかいてくれるから、

翌朝、私たちは何事もなかったように

安全な道を通ることができます。

 

その光景に見入りながら、ふと思いました。

「本当の強さは、こういうことじゃないか」と。

 

最近は、強い言葉で相手を攻撃したり、

何かを壊してでも変えようとする姿が注目されがちです。

不正に対して声を上げ、戦おうとするそのエネルギー。

それは、故郷を思うがゆえの、

純粋な正義感に他なりません。

 

ただ、私が担う役割は少し違います。

私は、あの夜中の作業員さんたちのような

「基盤を固める役」に徹したいのです。

誰からも見えない場所で、崩れそうな足元を直すこと。

それが、私の仕事です。

 

例えば、朝倉のマンション問題。

「このままではいけない」という

強い危機感を持つことは、とても大切です。

 

しかし、ただ強い言葉で相手を攻撃するだけでは、

対立が深まり、解決の糸口が見えなくなることもあります。

だからこそ私は、感情のぶつかり合いとは違う場所で、

静かな「補強工事」を行います。

 

今の法律のどこに穴があるのか。

どうすれば、君たちの生活圏に

リスクが入り込まないようにできるか。

地道に資料を読み込み、

法的な「ガードレール」を一つ一つ設置していきます。

 

「映えない」し、誰も気づかないかもしれません。

それでも、「情熱」の裏で冷静に

「実務」をこなす人間がいてこそ、

街は守れると私は信じています。

 

みなさんが、勉強や遊びや、

好きなことに夢中になれるように。

その足元が崩れないように、私が支えます。

 

一発逆転の魔法はありません。

あなたの明日がいつも通り平和でありますように。

私は、静かに、確かな覚悟を持って、

この街を守り抜きます。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #中国人マンション問題

 

28576076_s

 

 

 

| |

「考えすぎ」と息子に言われました。でも、即断即決しない理由を聞いてほしい。

12月15日(月) 

午前10時/議会 出席

     建設経済常任委員会が開催され、

     旧杷木町の市道路線の認定と廃止について

     などを協議しました。  

  

       ♪           ♪           ♪

 

「考えすぎじゃない?」

私があれこれ悩んでいるとき、

長男から厳しい指摘を受けます。

若者の方が、実は感情に流されず、

冷静に本質を見ているようです。

 

「こうすれば逆転」などという

即効的な魔法は、政治にはないようです。

 

最近、朝倉でも不安視されている

「中国系資本によるマンション問題」についても

「早くどうにかしろ!」とお叱りの声を多くいただきます。

 

住民の代表者である私は、

故郷を守らなければなりません。

ただ、現実は複雑です。

法律や個人の権利……

いろんな要素が絡み合っています。

これを解決するには、情報を集め、専門家の意見を聞き、

法律の穴を塞ぐ。

熟慮が必要です。

 

即断即決しないことは、今の時代、

カッコ悪く見えるかもしれません。

でも、私はあえて熟議を選びます。

後戻りできない失敗はできません。

リスクを想定し、調査を重ねて、

住民の生活を静かに守りたい。

感情的な議論からは距離を置き、

「どうすれば実効性のある規制ができるか?」

「どうすれば朝倉の未来を守れるか?」

を冷静に計算したいと思います。

 

そのために、静かに、徹底的に頭を使います。

派手なパフォーマンスは私にはできません。

市民の暮らしを、固い守りで支えることだけを考えます。

 

#朝倉市 #中島秀樹 #福岡

68969

 

| |

【独り言】元銀行員の私が、最近ふと考えてしまうこと

12月14日() 

 

       ♪           ♪           ♪

 

寒さが厳しくなってきました。

少しだけ今の率直な思いを綴ります。

 

私は市議会議員を5期続けています。

以前は銀行員をしていました。

「中島はまじめすぎる」「堅物だ」

よくそう言われますが、それが私の性分です。

 

ただ最近、その「まじめな目」で街を見ると、

ふと考え込んでしまうことがあります。

 

ネットで流れる、土地開発や建設に関する

騒がしいニュース。

特に若い世代の皆さんが感じている、

言葉にできない「漠然とした不安」。

 

時代はものすごいスピードで変わっています。

これまでのやり方が間違っていたわけではありません。

ただ、「今までのルール」だけでは、

対応できない新しい課題

増えているのでしょう。

 

元銀行員の私には、

どうしても気になることがあります。

それは、ふるさとや暮らしを守るための

透明性」と「リスク管理」です。

 

感情論ではなく、実務として、

もっと緻密に、もっと丁寧に、

皆さんの不安を解消する手立てが

あるのではないか。

いち議員として、私は今の役割だけで

満足してはいけない。

最近は、そんなことばかり考えています。

 

「まじめ」に、実直に。

この街の未来のために、

私ができることはまだ沢山あるはずです。

 

68921

 

| |

« 2025年7月 | トップページ | 2026年1月 »