「凌ぎの時代」
9月11日(金)
午前10時/決算審査特別委員会 出席
人事秘書課ほか14課を審査しました。
私は、普通会計決算の質疑にて「厳しい決算状況のなかにおいても
朝倉市としての財政方針を持つべき」との考えを述べました。
♪ ♪ ♪
私は、厳しい現実を乗り切るためには、
新しい価値観や新しい共通認識をつくることが政治の役割と考えています。
9月11日付日本経済新聞の経済教室に
学習院大学 佐々木毅教授の論文がありました。
一部を紹介し、これからの議員活動に生かしたいと思います。
『政治にとって、まず必要なのは、人口減と高齢化の現実を踏まえた
国民生活の将来について冷静な測定作業を徹底して行うことである。』
『国民が知らなければならないことは、
「本当は、日本がどうなっており、どうなりうるのか」を考えしめすことである。』
『21世紀の日本社会は、人口減と高齢化などに備え、その持てる資源と知恵を
最大限に活用すべき「凌(しの)ぎの時代」にある。』
『「凌ぎの時代」には単線的な成長の時代のような天真爛漫さはない。
しかし賢明さを頼りにそれを乗り切ることは20世紀型モデルでの成功に劣らず、
いやそれ以上に称賛に値する。』
(市役所4階から
甘木中学校を望む)
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