海を渡ったトルネード
7月4日(土)
午前8時/災害対策本部 参加
午後4時/来客 対応
♪ ♪ ♪
今から30年ほど前、
一人の日本人投手が、海を渡りました。
当時、周囲の反応は、決して温かいものばかりでは
ありませんでした。
「日本人がメジャーで通用するはずがない」
「無謀だ」
「前例がない」
それでも、野茂英雄投手はマウンドに立ちました。
背中を大きくねじる独特のトルネード投法で、
日本人選手が海を渡る新しい流れをつくる、
その一球を投げ込んだのです。
その一球が、道になりました。
イチロー、松井、ダルビッシュ、そして大谷。
その後、多くの選手が海を渡り、
世界の舞台で活躍するようになりました。
今では当たり前に見えるその景色も、
最初に挑戦した人がいなければ、
生まれていなかったかもしれません。
先駆者とは、特別な才能を持つ人のことだけではないと、
私は思います。
「誰かがやるだろう」ではなく、
「自分がやってみよう」と決めた人。
前例がないことを、挑戦しない理由ではなく、
一歩を踏み出す理由に変えた人です。
これからの朝倉づくりに、
若い皆さんが加わってくれることを私は願っています。
「まだ若いから」
「経験がないから」
ためらう気持ちは分かります。
私自身、市長への挑戦を決めるまで、
何度も悩み、眠れない夜を過ごしました。
野茂投手がメジャーのマウンドに立ったのは、
26歳でした。
若いからこそ見える景色があります。
経験がないからこそ、思いつけることがあります。
最初から完璧である必要はありません。
失敗しても構いません。
挑戦した末の失敗は、
何もしなかった後悔よりも、
きっとこの街に何かを残します。
私は「バトンをつなぐ」と約束しました。
そのバトンを受け取ろうとする手が、
一本でも多く挙がることを願っています。
誰かと同じ投げ方をする必要はありません。
あなたにしか投げられない一球を、
この朝倉のマウンドから投げてください。
その一球が、次の誰かの道になるかもしれません。
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#バトンをつなぐ
市長室より甘木市街を望む
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